6.君の声を待つ夜
作詞:NORIYUKI MAKIHARA
作曲:NORIYUKI MAKIHARA
やっと熱も下がって
寝返りの数も減って
君の寝顔がいつもと
同じになってきた
辛そうな君には
悪いけど僕は君と
生きている幸せを
感じているんだ
あのとき熱を出した僕に
君がしてくれたように
早くよくなる事だけを
心から願えている
同じ気持ちを分け合うことは
出来ないのかもしれないけど
解ろうとすることが何よりも
大事だと君は教えてくれた
思いだせる痛みがあることで
誰かに優しくなれるのなら
僕も風邪を引いたことが
あってほんとうによかった
パソコンの光が君の
寝顔を白く映し出す
やりかけだった仕事も
後もう少しで終わる
少しかすれた声を
開き逃さないように
小さくかけたラジオが
夜に降り積もっていく
こんな風にただ心を
どこまでも静かにして
君の声を待つ夜が
僕を優しくする
同じ気持ちを分け合うことは
出来ないのかもしれないけど
解ろうとすることが何よりも
大事だと君は教えてくれた
思いだせる痛みがあることで
誰かに優しくなれるのなら
僕も風邪を引いたことが
あってほんとうによかった
同じ気持ちを分け合うことは
出来ないのかもしれないけど
解ろうとすることが何よりも
大事だと君は教えてくれた
思いだせる痛みがあることで
誰かに優しくなれるのなら
僕も風邪を引いたことが
あってほんとうによかった
君を今待っている僕に
なれてほんとうによかった
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